2010/06/08
子育て支援制度に思う
今日、正式に菅内閣が発足します。
閣僚名簿もほぼ決まったようです。
個人的には、適材適所の中々良い人事だと思います。
諦めていた政治への期待、もう一度チャンスを与えたいと思います。
ただ、1点だけ苦言を申せば、子供手当てのばら撒きは見直すべき
と思います。
裕福な人からの寄付による原資ではなく、私のような貧乏人からも
搾り取るように集めた税金で賄われているのです。
お子さんと家族でデズニーランドに行くとか、たまには少し豪華な食事を
家族で食べに行く等等、微笑ましいかもしませんが本来の主旨とは違うので
は無いかと思わざるを得ません。
確かに少子化の社会は、我が国の国力を衰退させ改善させるべきで、
私も学齢期の子供は国や社会全体がサポートし育てるべきと思います。
しかしながら今回の子育て支援はばら撒きにしか思えません。
税金により支給されているお金はその使用用途は個人の自由にさせるべき
では無いと思うからです。子育て支援制度は景気対策とは違うのです。
幼児虐待、育児放棄、酒乱、ギャンブル狂の親達にも、書類さえ整って
いれば万遍なく渡ると思うと腹が立ちます。
中にはパチンコやギャンブル、親達の遊興費に使われても、誰がチェック
し戒めるのでしょうか??
現在の日本にはそんなに財政的に余裕が有るのでしょうか??
国の税収より赤字国債の方が多い、財政破綻国家になり兼ねない現実を
どう理解すれば良いのでしょうか。
確かに我が国の未来は子供達に有ると言っても過言では有りません。
国が真剣に少子化に危機感を持つて政策を実施するのは賛成ですが、
その手法が間違っている気がするのです。
私は子育て手当ては個人に支給すべきではなく、自治体に支給すべきと思います。
例えは、国の指針とし使い道を明記すべきと思います。
待機児童の為の保育所施設に充実、学校給食の全額無償化、学校主催の
修学旅行の無償化、小中学校入学時の一時金手当の支給に当てるべきで、その方が
親にとっても子供にとっても収入格差による弊害を排除でき、また学齢期の子供達
をもつ親の負担軽減になると思うのですが。
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