オーナーの独り言    NO−25

                                                
   
               
  2010/05/10                       

    
                          
政治の混迷

 政治の混迷が続いています。
 このままでは鳩山政権は、安倍、福田、麻生とまた、短期で日本の首相が変わることも
 予想される。
 政治改革と言う言葉を耳にしてから久しいが、私は政治改革で最もやって欲しいことは、
 日本も国のリーダーを直接国民が選ぶ事のできる大統領制を国会で真剣に討議して
 欲しい。
 日本は経済や人材はグローバル化していますが、こと国の根幹をなす政治はローカル
 そのもの。
 毎年、一国のリーダーが変わてしまうような政治制度では、どの国のリーダーが信頼や本音の
 話し合いをするだろうか。一国のリーダーが毎年のようにコロコロ変わるようでは、国際社会は
 日本のリーダーには関心もなく、国際政治においての発言力や影響力も失われていくでしょう。
 また、政党内の力関係によって選ばれたリーダーと、多くの国民によって選ばれたリーダーとでは、
 国民の政治に対する責任の重さが違う。
 これだけ、情報化が進み、教育水準が高い我が国に於いて、何故、直接、国のリーダーを
 選ぶ事が出来ないか、私には不思議で仕方ない。
 国民一人一人が責任を持って、国のリーダーを選び最低でも3年〜4年は
 我が国のリーダーとして国政に、そして国際政治においても、活躍してもらいたい。
 議院内閣制では民意の反映に限界を感じる。
 私には戦後、我が国が大統領制ではなく議員内閣制を選んだのは、民主主義や政治に
 関して国民が未熟であるから。
 強力な権力を一人のリーダーに与えると、かってのナチスドイツのヒットラーや
 日本軍国主義に政治が陥れやすいリスクがあるから。
 戦後、民主主義を日本に根付かせた米国GHQの遺物の一つと思えてならない。
 日本にふさわしい大統領制の政治を研究していただきたい。


 

                             
                    

リージェントハウス
   〒378-0414 群馬県利根郡片品村東小川4658 丸沼高原
TEL 0278-58-2883/FAX 0278-58-3707
 e-mail / regent@bc4.so-net.ne.jp
    http://www.regent-marunuma.com