2004/01/23
元プロデューサーによる視聴率不正操作事件に思う。
視聴率不正操作事件で日本テレビの元プロデューサーがビデオリサーチ社より
9500万円もの損害賠償を求められ提訴された。
元プロデューサーの行為は決して許される事ではありませんが、視聴率の実体
を公にしてくれたのでは無いだろうか??
視聴率は何10万軒のサンプリングにて行われていると思っていたは私でけだろうか??
それがわずか数100のサンプリングとは驚きです。
統計学的に確率された根拠らしいが、私には信じがたい。
その統計学的な正当性を是非、立証して欲しいものです。
例えばサンプリングの600世帯と、1日だけ、新たに10000世帯程度のサンプ
リング世帯と、どれほどのズレが生じるのか実験して欲しいものです。
統計学の数値を根拠にしているようですが、その精度は正直言っていささか疑問
です。
同じように統計学的に膨大なデータを超ハイテクなスーパーコンピュータを駆使して
分析している気象庁の気象情報はどうだろうか??
統計学が全て正しければ、天気予報が間違うはずないないと思うのですが??
まして、人の趣向などその時気分や体調、精神状態により見たい番組が違うのでは
無いでしょうか??
ビデオリサーチ社はこの事件により、視聴率の信頼性を損なわれたと言っているが
正にその通りです。私達が驚いているのはサンプリングの少なさ、そして、いままで
視聴率の仕組みを視聴者に情報公開していたなった同社の姿勢なのです。
弊社の視聴率はサンプリング何100世帯によるもので、この数は統計学的に確立されて
いる根拠によるものです。と情報公開していれば、そのパーセンテージを信じる、
信じないは、それぞれの視聴者に委ねるものになります。
現状のサンプリングでは視聴率のパーセンテージではなく、高視聴順位に改めた方が、
実体に即しているように思えます。
この事件により視聴率万能主義が揺らぎ始めたのは事実のようです。
また、サンプリング世帯が何万、何十万世帯でしたら、このような事件は起こらなかった
と思います。
私には元プロデューサーが何か哀れで同情を禁じ得ません。
hiro
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